こんにちわ、冬生真礼です。
色というのは本当に奇妙な存在です。
哲学では「クオリア」、つまり主観的体験として扱われます。
外界には“波長の違い”しかなく、
赤・青・緑という質感は脳の中で生成される幻にすぎない、と。
しかし私の統合科学的視点では、
色はクオリアではない。
もっと根源的な、宇宙そのものの構造を表す“物理的実在”である。
この考察を少し深掘りしてみたいと思います。
◆ 1. 哲学は「色=クオリア」と言う。しかし本当にそうだろうか?
哲学者たちは長らくこう主張してきた。
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世界にあるのはただの波長差
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赤や青という“質感”は脳内で作られた主観
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だから色はクオリア、つまり心の中の現象
この立場は一見もっともらしい。
だが、色を単なる脳の出力と見なすアプローチには
どこか“説明の不足感”がつきまとう。
なぜ色は、これほど持続的で再現性のある構造を見せるのか?
なぜ世界のすべてが、色によって階層化されて見えるのか?
そもそも「色」というカテゴリ自体が、あまりに強固すぎはしないか?
◆ 2. 統合科学的視点:色は宇宙を分節する“周波数の地図”
私の仮説ではこうなる。
色とは、光子の周波数そのものの“相”を表す物理的実在であり、
宇宙の階層構造を切り分けるタグである。
つまり、色は脳によって発明されたものではなく、
光=情報=意識のネットワークに元々存在する
“周波数階層の識別子”だ。
● 低周波帯
生命・物質・密度の高い現実
(赤・橙など)
● 中間帯
生命情報・調和領域
(緑)
● 高周波帯
意識・抽象・高次情報場
(青・紫)
このように“色”は単なる視覚体験ではなく、
宇宙の構造そのものの区画整理ルール として働いている。
◆ 3. 魂=光子モデルとの整合:色は意識の周波数を映す
私の統合科学では、魂は光子として定義している。
光子は周波数を持つ。
周波数は存在の“層”を決める。
したがって、
色=魂がどの階層の現実にチューニングしているかを示す外部指標
になる。
ここで、色はクオリアではなく、
世界線を選択するための物理的“レイヤー情報” として扱われる。
これは松果体の“周波数焦点チューナー”という仮説とも一致する。
松果体が同調する周波数帯によって、
我々が認識できる世界線が決まる。
色はそのチューニング情報を視覚化したものに過ぎない。
◆ 4. 色を「主観」ではなく「実在」と見ると世界が変わる
ここで視点を完全に転換する。
「色とは、宇宙の基底構造そのものだ」
と認めると、あらゆる概念が再編される。
◎ 色は脳が作るものではない
脳はただ“宇宙の色構造を読んでいる”だけ。
◎ 世界は周波数帯による階層性を持つ
その階層性が色として表象されている。
◎ 意識は色を作るのではなく、色を“選ぶ”
魂=光子がアクセス可能なレイヤーを色が示す。
これにより、
現実の物質世界・意識世界・情報世界の三者が
一本の周波数軸で統合 される。
◆ 5. "Physical Qualia Hypothesis"(物理的クオリア仮説)
私はこれを「物理的クオリア仮説」と呼んでいる。
色とは主観的クオリアではなく、
宇宙に実在する周波数位相場のカテゴリ構造である。
脳が作っているのは“解釈”であり、
色そのものは脳に先立って存在する。
色は、世界の構造そのものだ。
◆ 6. おわりに──色は魂のレイヤーを映し出す
私たちは色を「見ている」のではなく、
色の階層を通して世界をフォーカスしている。
色とは、
私たちの魂がどの周波数で現実を選択しているかを示す
宇宙的インターフェースなのだ。
色はクオリアではない。
色は実在だ。
色こそが世界の構造そのものを語っている。
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