2024年11月15日金曜日

精神医学はどう間違えてきた?発達障害・うつ病・統合失調症・躁うつ病。~ADHD編~

こんにちは、冬生真礼です。

今回の記事は、現代精神医学がいかに間違えてきたか、正しい精神医学とはなにかについてです。

精神医学、古くは統合失調症を早発性痴呆と言ってきた時代からあり、現代では医学・大脳生理学・認知科学等の領域の知見を合わさって発達してきました。

真礼も大学時代には精神医学をさわり程度に学び、大学卒業後は主に個人的に研究をしてきました。

そこで得られた知見を今回の記事では皆様にご紹介しようというわけです。


目次

1.発達障害の本当の原因。

2.うつ病に隠された真実

3.  統合失調症の発症のメカニズム

4.躁うつ病は脳の病気ではない?


1.発達障害の本当の原因

 発達障害、ここでは主にADHDとASDについて語ります。

 Q 発達障害は脳の生まれつきの特性でありそれは治療不可能なためその人の脳の個性である。

 A 発達障害は脳の生まれつきの特性ではなく、発達期における脳の発達の偏差であり、治療ないし訓練で脳の発達の偏差は減じるあるいは失くなる。

 発達障害はよく、生まれつきの脳の特性だから治療は不可能なため、障害当事者はありのままを受け入れられるべきであり社会は彼らを包摂すべきである、と考える精神科医および当事者の主張を目にします。

 しかし、真礼の個人的研究によれば、そんなこと一切ありません。

 訓練により、脳の発達の偏差は解消が可能です。

 ではなぜそう主張するか、その理屈を説明しましょう。

 まず第一に、脳には可塑性という特徴があります。

 これは、脳は変化するという意味です。

 ほんの数十年前まで、人間の脳は生まれてから死ぬまでその機能・特性は変わらないと考えられておりました。

 しかし、現代ではそう考える脳研究者は一人もおられません。

 なぜなら、脳の可塑性というが発見され、人間は思考・行動・外的な要因などによる常に脳が変化しているというのがわかったからです。

 そして、発達障害とよばれる特性をもった人たちの脳もそれは変わりません。

 発達障害を持つ人の脳は変わりません、発達障害の人の脳には可塑性がないんです。

 などと主張する人がいれば、それは単なる事実誤認だけでなく凶悪な差別主義者となります。

 発達障害を持つ人の脳にも可塑性がある以上、思考・行動・外的要因等の訓練により発達の偏差は無くなったり弱化したりします。

 まず、ADHDはなぜ、このような特性を持つかというと主に2つの機能不全から成り立ちます。

 まず第一に、脳内の抑制性神経ホルモンであるセロトニンの過少。

 これにより、脳の抑制性神経系の発達が未熟で、神経過敏・衝動性・多動性・知能発達の阻害が起こります。

 第二に、腎臓から生産されるコルチゾールつまりはストレス性興奮性神経ホルモンとストレス駆動神経系の未発達です。

 これにより、やりたいことではないけれどやる必要がる、の様な報酬系興奮性神経ホルモンであるドーパミンにたよらない神経発火が阻害されやりたいことはできるけどそれ以外できない、のような症状を呈します。

 ADHDの様々な症状の原因は上記の2つです。

 そのため、ADHDの治療には薬によりセロトニンやノルアドレナリン(ストレス性興奮性神経ホルモン)を増やして上げることが考えられています。

 しかし、薬の頼っても、ホルモンの増加はされてもセロトニン神経系やストレス駆動神経系等の神経の発達はなされません。

 結果、薬がなければ何もできないや薬の副作用に苦しんだりします。

 なので、ADHDと診断された方は、セロトニンを増やしセロトニン神経系を鍛え、ストレス駆動神経系を鍛えるしかありません。

 そして、それに最適なのが瞑想なのです。

 もちろん、セロトニンを増やすには、食事をきちんと取りよく眠り定期的に運動するといった生活習慣が大事なのは言うまでもありません。

 古今東西さまざまな瞑想方法がありますが、瞑想方法というのはたいていはセロトニンを増やすセロトニン神経系を鍛えるのが目的です。

 そのため、自分の好きな瞑想をお試しくださいと言いたいところですが、より簡単にできる手軽な瞑想をご紹介します。

 それは、マントラ瞑想です。

 マントラ瞑想は、多くの瞑想法と違い呼吸に意識を向ける必要がなく、心のなかで特定の言葉(マントラ)を繰り返し唱えるだけです。

 仕事中も余裕があればできますし、周囲に迷惑をかけることもないし、やっていても気づかれないことがおおいのでおすすめです。

 マントラ「私は光。私は愛。私は真実。I AM」をこれを心の中で(もちろん口に出しても良いですが)何回も何回も繰り返し唱え続けてください。

 1日30分間、通勤時間やお風呂に入っているときでも心のなかで唱え続けて1年もすればすっかり貴方の脳はセロトニン量が増しセトロニン神経系も鍛えられます。

 できれば、このお風呂の中や通勤・通学時に唱え続ける習慣は一生続けてほしいですが、最低1年きちんとした効果がほしければ3、4年は続ければセロトニン神経系は十分に鍛えられます。

 また、ストレス性興奮神経系を鍛えるには、「やりたいわけではないけれどやったほうがいい事」をやることです。

 つまり、あなたが漫画が好きなら「漫画を描く事」をしてみればいいし、貴方がダイエットがしたいなら「毎日1時間ウォーキングする」とかすればいいです。

 この際のポイントは、やりたい事つまりやってて楽しいことはやってもストレス駆動神経を鍛えることに繋がらないので、あなたが漫画が好きでかつ漫画を描くのが好きなら漫画を描くのではなく「地味であんまり楽しくない、画力の向上のための基礎デッサンやクロッキー」をやってください。

 やってて楽しいことつまりドーパミンが出てしまうことはやってもストレス駆動神経を鍛えることにはならないのです。

 そして、どうしてもつまらない楽しくないやりたくないというときに、それををしながら「私は光。私は愛。私は真実 I AM」と唱えながらやってください。

 これにより、セロトニン量が増え、やりたくないことでもある程度我慢しながら(つまり衝動を抑制しながら)やることができます。

 このようにして、セロトニンとセロトニン神経系とストレス駆動新家系を鍛えれば、ADHDの特性も減じるが次第に無くなっっていくでしょう。

 さらに、セロトニンとノルアドレナリンが潤沢に体内で生産されて、よく寝ることを繰り返せば普通にしているだけで寝ているときに脳が大量に演算し発達され知能が向上していくことになります。

 知能が低い等の悩みがある発達障害を持つ方々には、これは朗報です。

 知能が低い原因は、そもそもセロトニンの過少によるものです。

 セロトニンが過少状態だと、脳神経の論理演算に必要な抑制性神経ホルモンがたりず、抽象思考やイメージや思考の捨象・取捨選択ができません。

 そのため、考えようとしても脳が動かず思考が上手くできず知的な遅れが生じてしまいます。

 瞑想によりセロトニンを増やしていくと、この過少状態だったセロトニンが必要十分に回復して知的能力が正常に機能するようになります。

 その結果、学業や日常生活における知能の発達が促され、知的発達の遅れが取り戻されるでしょう。


 いかがだったでしょうか。

 精神医学はどう間違えてきた?発達障害・うつ病・統合失調症・躁うつ病。

 今回の記事は、「~ADHD編~」になります。

 次回以降の記事で、ASD編、うつ病編、統合失調症編、躁うつ病編と続いていく予定なので、乞うご期待ですね。

 でわでわ。


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